わくぐり神社・ 社叢

 社叢は、しいを主体とする広葉樹林です。神社入り口にある案内板に、豊川市の指定天然記念物として、紹介されています。近年、人工林が多い中にあって、貴重な自然林とされています。
 社叢は、樹木の高さから大きく3層に分かれています。
高い第一層は、シイ、クロガネモチ、スギ、ヒノキなどで、その下の層にサカキやネズミモチがあり、最下層には、クチナシ、マンリョウ、チャなどのほか、高層を作る樹木の幼木があります。
 茂った樹木のため、森は昼でも薄暗く、神社の境内をより厳かにしています。

↓豊川市指定天然記念物・案内板と社叢(国道151号よりわくぐり神社の社叢を見る)

樹齢200年以上のスギ、シイ等

わくぐり神社の社叢は、自然林であり、鬱蒼とした森は、自然界の時の流れを感じさせてくれます。