雄略朝の頃 西暦457~479年

穂の国の国造が、丹波の国から、保食の神、稚産霊の神を勧請奉祭。
(わくぐり神社・栞による)

年号不詳

豊川市江島町に、その昔、わくぐり神社があったとされる場所に、御祠あり。
保食神がおまつりされています。
豊川市東上町に、旧お宮の御鎮座地あり。
この地に、江戸時代はじめまで御鎮座されており、地名として宮畑、宮沢、宮出川、他が残っています。

江戸時代

慶長13年(西暦1608年)
 三河の国の代官、彦坂九兵衛(定次)が、豊川の洪水を恐れて、現在の豊川市東上町権現に神社を移しました。
元禄2年(西暦1689年)
 わくぐり神社で、最古の石灯籠奉納
享保14年(西暦1729年)
 麒麟の絵馬奉納
宝暦9年(西暦1759年)
 石灯籠奉納
寛政3年(西暦1791年)
 御本殿、御拝殿の外観がととのう。絵馬・寅奉納あり。
寛政10~11年(西暦1798~1799年)
 表参道の石灯籠奉納、寄付の扁額あり。
参考写真

昭和40年頃の御本殿
(現在は、御本殿に覆いがあります。)八棟造りとなっており、江戸時代からの貴重な建物となっています。

神社資料から。
 慶長13年(西暦1608年) 御本殿改築
 その後、改修を重ね
 寛政3年(西暦1791年)現在地に。
 おそらくこの時期に改築されたものが
 現在に続いていると思われる。
 明治20年(西暦1887年)修繕

御本殿周りの石灯篭
境内のほとんどの石灯籠が、寛政10年~11年(西暦1798年~1799年)に奉納されています。

明治時代以降

明治6年(西暦1873年)  村社に列せられる。
大正14年(西暦1925年) 皇室へ御札献上。 御札献上の歴史は、別途資料参照。
昭和7年(西暦1932年)  郷社に昇格

平成21年(西暦2009年)  御拝殿改築