当神社は、雄略天皇の創祀として伝えられ、御祭神は、保食神(うけもちのかみ)、並びに稚産霊神(わくむすびのかみ)と申し上げます。

古くから農業、養蚕の御神徳高く、特に安産の守護神として、あらたかな御社であります。

保食神(うけもちのかみ)

食物の神様とされ、日本書紀では、保食神から、稲、麦、粟、稗、豆、蚕、牛馬等が、生まれたとされています。

農業、養蚕の神として、おまつりされています。

(由緒によれば、安産の守護神として、おまつりされてきたとなっています。)

稚産霊神(わくむすびのかみ)

五穀の神、養蚕の神とされ、日本書紀では稚産霊の神、古事記では和久産巣日の神となっています。

ムスビとは、神による万物生成の力、子孫繫栄を約束する生殖力、食物を生育させる力、作物を実らせる力といった神秘的な力を意味するそうです。

当神社では、特に安産の守護神としておまつりされています。